A-WASSは、木を使いやすい仕組みをつくることを目的として、公共建築に木を使う際の企画構想・計画・設計・施工の課題を整理するとともに、事業化から完成までの流れ(フロー)を整理し、そのモデルとなるA-WASSフロー作成に向けた調査研究を実施しています。今後、調査結果をもとに、発注者、設計者に情報提供を行っていきたいと考えています。

木を使う際の一般的な疑問

  • 建物に木を使いたいけど、それは誰が決めるのか。
  • 木を使う意義をうまく説明できないが、どうしたらよいか。
  • 木の発注時期は、いつごろ行えばよいか。
  • 誰にどうやって発注するのか。(発注方式)
  • 地域材を使いたいけど、品質や量が確保できるかわからない。
  • 立木調査、伐採、製材、乾燥、強度評価は、事業全体のどの段階でするべきなのか。
  • コスト管理はどのように行えばよいか。

 


事業の経過・お知らせ等

平成29年5月6日 長澤会長、網野・浦江両副会長の指導助言のもと、法政大学修士課程の平川潤君がとりまとめた修士論文「地域材を活用した公共建築事業マネジメントに関する研究」の研究紀要を掲載しました。

平成28年9月22日 これまでの調査研究から得られた知見等をまとめたパンフレット 「⽊の建築を成功させるための発注者の留意点」 を掲載しました。

平成27年7月31日 「第31回建築生産シンポジウム」(主催:日本建築学会 建築社会システム委員会)において、調査研究成果を発表しました。発表論文はこちら: 公共建築における地域材利用の課題(東洋大大学院 宮城衛) 市町村有林材を利用した公共建築事業フロー(法政大大学院 平川潤)

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