A-WASS 活動フレーム

A-WASSが取り組むべき課題と活動フレームについて

平成26年5月13日
A-WASS事務局

  1. A-WASS は、その会則にも謳われているとおり「共生社会の理念の実現に向けて総合的・実践的に活動すること」を目指しています。
  2. その観点から、A-WASSの活動は、個々の会員・会友の断片的な興味や関心のみに依拠した「つまみ食い」ではなく、4月5日(土)のA-WASS研修会の際に提起させていただいたとおり、取り組むべき課題の全体像とそれらの課題を克服するための活動のフレーム(海図・航図に相当するもの)を明確にした上で進めるべきと考えます。
  3. 同研修会の際には、A-WASSが取り組むべき課題を、大まかに、①持続可能な森林資源の活用が図られていないこと、②地域に根差した建築・産業・文化の継承が危い状況にあること、③建築やエネルギー利用の構造が自立的でないこと、の3つと仮置きし、それらの背景要因を「課題ツリー」として分解した上で、分解された課題のそれぞれに対応した活動を浮かび上がらせるという「プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)」にならった手法を提案させていただきました。
  4. また、課題・活動ツリーを運営委員会でブラッシュアップし、会員・会友に提示して、ご意見をいただきながら完成させていきたいと提案し、ご賛同いただきました。
  5. その後、運営委員会において、別紙のとおり、課題ツリーを整理し、課題ごとに、その克服のためにA-WASSとして進めるべき活動の方向性(案)をとりまとめました。
  6. 「優先度、妥当性」の欄は、項目によって、A-WASSとして優先的に取り組むべき課題か、A-WASSが比較優位を有しているか、といった観点から評価してみたものであり、当面、「◎」の活動を中心に進めていくことが妥当と考えられます。
  7. なお、この表は、とりあえずのものとして整理したものであり、今後、会員・会友の皆様からもご意見をいただき、さらに改善・充実させていくことを想定しています。皆様からのご意見をお待ちしています。