長澤会長より2023年新年のご挨拶
A-WASSの皆様
明けましておめでとうございます。
新型コロナもなかなかおさまらず、顔を合わせて談論風発という機会が持てませんが、その間にも脱炭素への社会の動きが進む中で、木の活用にも大きな動きを感じています。
身近にあったことだけでも、思いつくままに列挙してみたいと思います。
・今泉さんが法律草案の作成に尽力された木促法は一昨年改訂され、民間建築にも幅を広げ、川上・川中・川下のそれぞれの努力義務が示されました。
・木活協の林野庁の補助事業として、平成23年度から継続して取り組んでいる木造公共建築物等の整備に係る設計段階からの技術支援事業(委員長:三井所清典、私も当初から委員を務めています)は、平成30年度には地域における民間部門主導の木造公共建築物等の整備推進事業、
・建築物木材利用促進協定制度では、都市/山村連携型が明示され、企業も含めた2者協定、3者協定等の取組みが見られます。
振り返ると、平成19(2007)年に発足した東洋大学WASSが、多方面の専門家を招いての研究会、講演会を重ねる中で、木の建築の実現には川上・川下・川下をつなぐことの必要性を花岡先生が仮想流域構想としてまとめ、二国さんを中心にそれを実現するためには流通という概念が不可欠であることを示しました。当時はつなぐという視点は見当たりませんでした。それから15年、林野庁を中心に社会全体が動き、今では誰でも当然と思っています。それをいち早く示したことはWASS、A-WASSの活動の誇るところだと思っています。
・帝国器材では、木の学校づくり、木の子を育てる。キノッコプロジェクトという冊子を発行。私もその企画編集のお手伝いをしています。1号では木の学校づくりの意義、進め方の勘所、それに長年木の家具・建具等を作ってきた企業姿勢を示しています。間もなく発刊予定の第2号では「交流都市材」という名前で、学校を建設する都心の板橋区・豊島区・足立区と、産地の日光市・能代市・鹿沼市・秩父市、等が顔の見える関係づくりが、木材活用だけでなく、木育や健康等の都市間連携にまで広がる可能性と意義を示しています。ぜひご一読を。
・先日ご紹介した小田原市での内装木質化事業は、5校の取組みを通じ、市の中で林業家、製材、伝統木工(箱根細工)、市農政課、学校、保護者の木の利用の意義・効果についての理解を広げており、新春早々来週、次の対象校について話し合うことになっています。
・小田原の隣の松田町でアドバイザー役を務めた町立松田小学校が完成しました。杉本洋文先生が関わった木造3階建校舎です。
・昨年10月7日に全木連等の主催、国交省・文科省等の後援、林野庁補助事業として、木づかいシンポジウム2022が開催されました。多くの企業が協賛し、ESG時代をビジネスチャンスとして捉える幅広い参加者による多面的な議論は、1日聞いていてまさに木造新時代を思わせました。木材活用についてこれを流行に終わられせてはならないという発言が何度も聞かれ、森林保全、脱炭素化は流行云々の課題ではないだろうと突っ込みたくなる思いがし、そういう捉え方もあるのかと、逆に新鮮でした。実は、10日ほど前に急に要請があってパネラーを務めることになったもので、収益性ということを越え、公共建築の観点から地に足の着いた取組みの重要性を伝える役割が、林野庁、文科省から期待されてのことだったようです。
・木材利用推進中央協議会による木材利用優良施設等コンクール表彰で、本年度から文部科学大臣賞が加わったこともあって審査委員を務めることになりました。力作ぞろいで上記のシンポジウムと合わせ、都心民間高層建築の可能性、収益計算が合えば、建設単価も問わないで実現できることは、補助金や行財政が前提となる公共建築とは違う可能性を持つとことを感じました。CLT、縦ログその他マッシブに木を使う工夫も様々見られ興味深く思いました。最高賞と言える内閣総理大臣賞に小泉さん(日本設計)の流山市立おおぐろの森中学校が選ばれました。作品としての建築だけでなく、実現に向けた多くの課題に対し、設計者としての総合的な努力が高く評価されてのことと思います。
・この表彰で優秀賞を得た吉野町立さくら学園小学校、常陸太田市立水府学園小・中学校を視察。木の学校に対する学校、関係者の喜びが伝わってきました。
・同じく文部科学大臣賞を受賞した高知県大豊町立大豊学園中学校で、文科省の木の学校づくり講習会が行われ、講師として行きました。CLTを貫構造も生かした多様な学校で、CLT活用の正解とは言えないでしょうが、木の厚みのよさを感じるユニークで豊かな空間をもつ学校建築でした。そして翌日が、賀状でも書いた梼原行です。
・最後になりましたが、網野先生が2022年度グッドデザイン賞(金賞)の受賞、小泉さんが上記の通り木材利用優良施設等コンクール内閣総理大臣賞受賞され、まことにおめでとうございました。(ついでに言えば、私は陸前高田市立気仙小学校で、木の建築フォーラムの木の建築賞を頂きました。)
すでにご案内の通り、2月4日午後に上記2つの栄えある賞の受賞者による豪華講演会がございます。奮ってご参加あるいはご視聴ください。それぞれが、今年の一言を述べ合う機会にもできればと思っております。
簡単に書くつもりが長くなってしまいました。
今年1年それぞれにとって豊かな年となりますように。
/////////////////////////////////////////////////////////////////
長澤 悟 Satoru Nagasawa
東洋大学名誉教授,工学博士
教育環境研究所所長
木と建築で創造する共生社会実践研究会(A-WASS)会長
木材利用優良施設等コンクール(内閣総理大臣賞)及び グッドデザイン賞(金賞)受賞記念講演会のお知らせ
2023年 2月 4日(土) 13:30~17:00、以下の2つの栄えある賞の受賞者による受賞記念講演会をオンライン(ZOOM)で行います。
● 令和4年度 木材利用優良施設等コンクール
優良施設部門 内閣総理大臣賞
流山市立おおぐろの森中学校(千葉県)
設計者:株式会社日本設計(A-WASS賛助会員)
https://www.jcatu.jp/_files/commendation/r4_gaiyou.pdf?t=3
● 2022年度 グッドデザイン賞 金賞(経済産業大臣賞)
住宅 [バウマイスターの家]
受賞者: 網野禎昭 (静岡県)(A-WASS会員)
株式会社平成建設 (静岡県)
株式会社宮田構造設計事務所 (東京都)
https://www.g-mark.org/award/describe/54033?token=2eyv2XQCbB
聴講を希望される方は、下記の申込みフォームに必要事項を入力の上で送信をお願いします。
定員:先着100名
参加費:無料
このイベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。
保護中: 森林と林業「木造・木質化でこんなに素敵な建物ができるんです」
保護中: 「千葉県流山市おおぐろの森小学校」建築に関するオンラインセミナー(2021年11月13日 ZOOMオンライン)
保護中: その他 参考資料
保護中: A-WASS 総会資料
保護中: 講演会・研修会 資料
保護中: メディア 記事
保護中: シンポジウム「持続可能な森林資源の利活用の推進 in 九州」(2021年2月2日 ZOOMオンライン)
シンポジウム「持続可能な森林資源の利活用の推進 in 九州」(2021年2月2日) のご案内
A-WASS九州支部と日本木材学会九州支部の共催により、令和3年2月2日(火)13:30-16:00に、標記のシンポジウムが開催されます。Zoomによるオンライン開催、参加は無料です。詳細は、下記及び添付ファイル(PDF)をご参照ください。
ご関心ある方は、適宜、直接主催者に参加申し込みの上ご参加ください。(申込み〆切:1月29日;先着100名まで)
記
森林が豊富な九州においては、伐期を迎えた森林資源が膨大な量となっています。一方で、持続可能性に考慮した取り組みが近年叫ばれており、気候変動や災害防止に関連が深い森林・林業・林産業の今後もSDGsを意識した進展を産官学で考えていく必要があります。
そこで、今回は行政の取り組みを共有するとともに、産業界や研究開発の現状や要望など相互理解を行う機会を設けました。新型コロナ禍であり対面で集会することは難しく、オンラインでの開催になりますが、先延ばしにはできなくなっている持続可能な森林資源の利活用に少しでもつながることを期待しています。奮ってご参加ください。
共 催: 木と建築で創造する共生社会実践研究会(A-WASS)九州支部
日本木材学会九州支部
後 援: 日本木材加工技術協会九州支部
日 時: 令和 3 年 2 月 2 日(火) 13 時 30 分~16 時
オンライン開催: ZOOM利用
参加申し込み: メールで参加希望者の所属、氏名、連絡用 E-Mail をご連絡ください。ZOOM アドレスをお送りします(申し込み先 noborutengben398【@】gmail.com ,締め切り:1 月 29 日、先着 100 名様)。参加無料です。(※【@】の部分を半角の@に修正してお送りください。)
概 要
1.主催者あいさつ 木材学会九州支部長 西野 吉彦 氏
2.基調講演 (13:35-14:05)
九州森林管理局長 小島 孝文 氏
「持続可能な森林資源の利活用と林業の確立に向けて」
3.事例報告 (14:05-14:50)
・瀬戸製材株式会社 社長 瀬戸 亨一郎 氏
・国立研究開発法人森林研究・整備機構
森林総合研究所 九州支所 地域研究監 塔村 真一郎 氏
・九州大学大学院農学研究院 准教授 清水 邦義 氏
休憩
4.パネルディスカッション (15:00-16:00)
パネラー 九州森林管理局長 小島 孝文 氏
瀬戸製材株式会社 社長 瀬戸 亨一郎 氏
森林総合研究所九州支所 地域研究監 塔村 真一郎 氏
九州大学大学院農学研究院 准教授 清水 邦義 氏
司 会 木材学会九州支部長 西野 吉彦 氏
5.おわりのあいさつ A-WASS九州支部長 新貝 敏憲 氏
6月, 2020
A-WASS会則の改正(2020年4月18日)と入会のご案内について
新型コロナウィルスの影響でメールでの開催となった当研究会の第7回総会において会則が改正され、「会友」の年会費を無料とし、「会員」からの推薦のあった人を幅広く「会友」としてA-WASSの仲間にお迎えすることが決まりました。
改正後の会則(令和2年4月18日施行)と、入会のご案内等を資料ページに掲載しましたので、ご参照ください。
保護中: 林政ニュース電子版
A-WASS通信 第13号(2019年6月15日発行)を掲載しました
A-WASS通信 第13号を2019年6月15日に発行しました。第13号の内容は、以下のとおりです。
「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」(第6回)- 坂田雅孝氏((株)ウッディファーム)、安田哲也氏(NPO法人サウンドウッズ)講演会(4月27日)報告
<概要> 木造アドバイザー業務の取組について、(株)ウッディファームの坂田雅孝氏より「公共建築での木材利用と地域産材の利用」の事例を講演いただき、NPO法人サウンドウッズの安田哲也氏より「木造建築のプロデュース」と題して講演いただきました。
ダウンロードはこちらから
第6回「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」(2019年4月27日(土) 14:30~17:40)のご案内
●●● 第6回「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」●●●
<木造アドバイザー業務の取り組み-公共建築での木材利用と地域産材の利用について>
『こう取り組めば、地域産材を利用した山とつながる建築が実現できる!』
A-WASS(木と建築で創造する共生社会実践研究会)では、学校建築を主軸とする木の建築をつくる幅広い意義とそれを実現しやすい社会システムの構築について実践的な研究活動を行っています。その取組の一環として、下記により、公共・大規模木造建築における地域産材調達の実践事例を題材とした研修会を計画しています。
本研修会では、建築計画、設計、材料調達等、公共・大規模木造建築を計画する上で直面する様々な課題の解決への工夫をお話しいただけると思います。また意見交換を通して学ぶべきことがたくさん期待できる研修会です。多くの方のご参加をお待ちしています。
出席を希望される方は、4月16日(火)までに申し込んで下さい(定員に達し次第、締め切ります)。
なお、A-WASS会員、賛助会員(代表者及び参加登録者)並びに学生の方を除き、参加費として 1,000円を申し受けます(当日徴収)。
本研修会は、公益社団法人 国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」の助成を受けて実施しています。また、日本建築士会のCPDプログラムに登録を予定しています。
記
1.日時 平成31年4月27日(土)14:30~17:40 (受付 14:00~)
2.場所 TKPスター貸会議室 茅場町 7階 7D会議室(東京都中央区日本橋茅場町 1-6-10 日幸茅場町ビル)
(最寄駅) 東京メトロ (東西線・日比谷線) 茅場町駅 <9番出口> 徒歩2分都営浅草線・東京メトロ(銀座線・東西線) 日本橋駅 徒歩7分
(参考) https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/st-kayabacho/access/
3.研修会の概要
<第1部> 14:30~15:50
講師: (株)ウッディファーム 代表取締役 坂田 雅孝 氏
http://woody-farm.jp/company
演題: 木造アドバイザー業務の取り組み:公共建築での木材利用と地域産材の利用について
内容: 熊本県の「木造設計アドバイザー派遣事業」で行う、公共施設の木造建築の県内自治体の発注に対し、地産地消を念頭に木材流通などの実態を踏まえ「県産材利用での樹種選定」「素材・製剤・乾燥工程の確認」「JAS材の選別」などについて紹介する。
また、ウッディファームで行っている、木造設計コンサルティングについて事例を紹介する。規模に応じた、工期の制約・木材の調達・部材調達やコスト面、デザインと木材の製造しやすい規格と調整方法を通して木造建築物の普及と実現方法と事例を紹介。
<第2部> 16:00~17:20
講師: NPO法人 サウンドウッズ 代表理事・一級建築士 安田 哲也 氏
http://www.soundwoods.net/aboutus/directors.html
演題: 木造建築のプロデュースについて
内容: 地域産材を利用した、木造木質化の企画予算化のサポート(補助金制度の情報提供、ワークショップ、調達・製造の紹介、森林資源の把握等)、地域産木材調達のサポート(森林調査、建築企画、木材調達等)、施設整備成果活用のサポート(市民への普及・啓発、地域材利用の促進、事業成果の情報発信)などの事例を紹介し、地域の木材利用の促進をはかる為のポイントを紹介する。
<第3部> 17:20~17:40 全体質疑・意見交換
4.申込方法 (定員に達したため、申込みは締め切りました。)
【懇親会のご案内】 定員(20名)に達したため、申込みは締め切りました。
日時: 4月 27日(土) 18:00 ~
会場: 呂久呂 (東京都中央区日本橋久松町11-8)
会費: 3,000円 (懇親会場にて徴収します)
※ 懇親会のキャンセルについては、必ず前日までにご連絡をお願いします。
※「呂久呂」の店の場所が変わりましたので、ご注意ください。
A-WASS通信 第11号(2019年1月21日発行)、12号(2月18日発行)を掲載しました
A-WASS通信第11号(2019年1月21日発行)、12号(同2月18日発行)を掲載しました。第11号、12号の内容は、以下のとおりです。
【第11号】「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」(第4回)- 間室健一氏(日本設計)、杉浦良和氏(日本設計)、永松航介氏(前田建設工業)講演会(12月15日)報告
<概要>
組織設計事務所として日本設計の間室健一氏と杉浦良和氏より中大規模木造の事例を「日本設計での木構造デザインについて- 栄光学園を事例として」と題して講演いただき、施工者として前田建設工業の永松航介氏に「大規模木造建築における設計体制の違いと木材調達方法」と題して講演いただきました。
【第12号】「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」(第5回)- 伊藤彰彦氏(久米設計)、高橋岳志氏(株式会社gif)講演会(1月25日)報告
<概要>
新たな木造の計画として株式会社久米設計の伊藤彰彦氏より「都心での大規模耐火木造校舎 有明西学園」の事例を講演いただき、株式会社gifの髙橋岳志氏より「CLT2階建校舎 郡山ヘアメイクカレッジ」と題して講演いただきました。
ダウンロードは、こちら から
A-WASS通信 第10号(2018年12月7日発行)を掲載しました
A-WASS通信 第10号を2018年12月7日に発行しました。第10号の内容は、以下のとおりです。
「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」(第3回)- 小林靖尚氏 講演会(11月17日)報告
- 演題 「森林資源フル活用事業-林業経営と木質バイオマスエネルギー事業について」
- 講師 小林靖尚氏((株)アルファフォーラム 代表取締役社長)
- 概要 福島県会津地方の13市町村が参加して地域材の利活用と付加価値アップを目指す「会津森林活用機構株式会社」の取締役でもあり、その設立に準備段階から関わる小林社長から、今後10年かけて展開する事業の内容について話をうかがった。
ダウンロードは、こちら から
第4回「地域に根差した木の建築研修会」(2018年12月15日)<日本建築士会 CPDプログラム登録予定> のご案内
持続可能な地域づくりと木の建築との関わりなどについて考える「A-WASS 地域に根ざした木の建築研修会」(第4回)を、下記により開催します(定員50名)。なお、研修会終了後、場所を変えて懇親会(定員20名)を予定しています。
出席を希望される方は、12月7日(金)までに申し込んで下さい(定員に達し次第、締め切ります)。なお、A-WASS会員、賛助会員(代表者及び参加登録者)並びに学生の方を除き、参加費として 1,000円を申し受けます(当日徴収)。
本研修会は、公益社団法人 国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」の助成を受けて実施しています。また、日本建築士会のCPDプログラムに登録を予定しています。 詳しい案内、アクセス図等(PDF)は、こちらから。
記
1.日 時 平成30年12月15日(土)15:00~17:30 (受付 14:30~)
2.場 所 林友ビル 6階 大会議室 (東京都文京区後楽1-7-12)
3.研修会の概要
<第1部> 15:00~16:00
講師: (株)日本設計 間室 健一 氏、 杉浦 良和 氏
タイトル: 「日本設計での木構造デザインについて - 栄光学園他を事例として」
講演内容: 組織設計事務所としての中大規模木造の取組みを紹介しながら、計画毎に異なるデザイン、規模、法的要求等の与条件に対して、ハイブリッド化を含め、どのような判断で構造システム、材料、接合を選択したかを構造設計者の視点から紹介する。また、設計段階からの施工者と協働について、栄光学園(間室氏)、国際基督教大学(杉浦氏)の事例をもとに紹介する。
<第2部> 16:00~17:00
講師: 前田建設工業(株) 永松 航介 氏
タイトル: 「大規模木造建築における設計体制の違いと木材調達方法」(仮)
講演内容: 耐火木造4階建ての計画「桐朋学園仙川キャンパス」と単板積層材LVLを採用した「国際基督教大学体育館」、住田町役場、釜石唐丹小中学校の計画を中心に紹介する。各プロジェクトでの設計施工体制の違い(基本設計実施設計を協働し施工を行う場合、実施設計と施工を行う場合、ECIによる施工等)と材調達方法について解説する。また、木造建築におけるBIM利用の方法について解説する。
<第3部> 17:00~17:30 意見交換
4.申込方法 下記のいずれかの方法でお申し込み下さい。(〆切:12月7日(金))
(1)氏名・所属、懇親会の参加・不参加を明記して、A-WASS事務局あてメール
(宛先) general【@】a-wass.org <【@】の部分を半角「@」に直してください。>
(2)下記リンクから申込フォームに必要事項を入力して送信
https://goo.gl/forms/613v4rq2UZXLH0aA3
【懇親会のご案内】 (研修会終了後、地下鉄で移動します)
日 時 12月 15日(土) 18:00 ~
会 場 呂久呂 (東京都中央区日本橋久松町5-2)
会 費 3,000円 (懇親会場にて徴収します)
※ 懇親会のキャンセルについては、必ず前日までにご連絡をお願いします。
※ 会場のキャパシティの関係から、定員(20名)に達し次第、締め切らせて頂きます。
※ 研修会場からの移動: 後楽園(東京メトロ丸の内線)→ 淡路町(乗り換え)→ 小川町(都営新宿線)→ 馬喰横山
<会場変更>第3回「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」(2018年11月17日)<日本建築士会 CPDプログラム> のご案内
<先日ご案内した下記の研修会について、会場を変更しました。参加を予定されている方はご注意ください。>
持続可能な地域づくりと木の建築との関わりなどについて考える「A-WASS地域に根ざした木の建築研修会」(第3回)を、下記により開催します(定員20名)。なお、研修会終了後、場所を変えて懇親会(定員20名)を予定しています。
出席を希望される方は、11月9日(金)までに申し込んで下さい(定員に達し次第、締め切ります)。なお、A-WASS会員、賛助会員(代表者及び参加登録者)並びに学生の方を除き、参加費として 1,000円を申し受けます(当日徴収)。
本研修会は、公益社団法人 国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」の助成を受けて実施しています。また、日本建築士会のCPDプログラムに登録しています。
記
1.日 時 平成30年11月17日(土)14:30~17:30 (受付 14:00~)
2.場 所 森の贈り物研究会“フォーラム美夢” <変更後の会場です>
(都営新宿線「馬喰横山」駅 A3出口すぐ左のビル1階(下記HP参照))
https://www.bdvision.co.jp/html/showroom.html
3.講 師 (株)アルファフォーラム 代表取締役社長 小林 靖尚 氏
4.テーマ 「森林資源フル活用」事業の推進について
5.申込方法 下記のいずれかの方法でお申し込み下さい。(〆切:11月9日(金))
(1)氏名・所属、懇親会の参加・不参加を明記して、A-WASS事務局あてメール
(宛先) general【@】a-wass.org <【@】の部分を半角「@」に直してください。>
(2)下記リンクから申込フォームに必要事項を入力して送信
https://goo.gl/forms/wn7FaZZLav8I7KC12
詳しい案内(PDF)は → こちら
【講演の概要】 (日本建築士会CPDプログラム登録内容)
「森林資源フル活用」事業の推進について、木質バイオマスエネルギー利用熱供給事業、森林資源活用事業の社会意義の側面から、世界の課題となっている二酸化炭素排出抑制に寄与することについて解説。木造建築物による、二酸化炭素固定や、木質バイオマス熱供給事業による再生可能木材の燃料化で燃焼時のカーボンニュートラルを実現する内容について実例を踏まえ紹介する。エネルギーの選択肢を増やすことでの、豊かな地域社会づくりを紹介する。
【懇親会のご案内】 (研修会終了後、徒歩で移動します)
日 時 11月 17日(土) 18:00 ~
会 場 呂久呂 (東京都中央区日本橋久松町5-2)
会 費 3,000円 (懇親会場にて徴収します)
※ 懇親会のキャンセルについては、必ず前日までにご連絡をお願いします。
※ 会場のキャパシティの関係から、定員(20名)に達し次第、締め切らせて頂きます。
(株) エスウッドが「Forest Good 2018 間伐材利用コンクール」で林野庁長官賞を受賞しました!
この度、(株) エスウッドの間伐材ストランドボードが、「Forest Good 2018 間伐・間伐材利用コンクール」の製品づくり・利用部門で、最高位の賞に当たる林野庁長官賞を受賞しました。
(株) エスウッドは、当研究会の創設時から、先代社長の角田さん、現社長の長田さんが会員であり運営委員も努めていただいているほか、当研究会の東海支部(WASS東海)でも事務局を努めています。
今回の受賞は、岐阜県産の間伐材を無駄なく使い、また多様な室内環境に対応できる仕上がりになっていること、環境教育にも貢献していることなどが評価されたものです。詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.eco-online.org/forest-good/コンクール受賞者-2018/
また、当研究会の賛助会員でもある埼玉県ときがわ町の地域産木材を用いた「ときがわ方式の公共施設整備」の取組が、ウッドデザイン賞 2018(ソーシャルデザイン部門のコミュニケーション分野)を受賞されましたので併せてお知らせします。なお、同町は、昨年も「ときがわ木つみ木」でウッドデザイン賞を受賞されており、2年連続での受賞となります。詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.wooddesign.jp
(株) エスウッド及びときがわ町の皆さん、おめでとうございました!
A-WASS通信 第9号(2018年10月9日発行)を掲載しました
A-WASS通信第9号を2018年10月9日に発行しました。第9号の内容は、以下のとおりです。
「A-WASS 地域に根差した木の建築研修会」(第2回)-魚津・富山視察ツアー(9月21~22日)報告
- 第1日: (仮称)住吉・上中島・松倉統合小学校 木造3階建て校舎建築現場(富山県魚津市)での見学・研修
- 第2日: ラミネート・ラボ株式会社 集成材工場(富山市)の見学
ダウンロードは、こちら から
A-WASS通信 第8号(2018年8月2日発行)を掲載しました
A-WASS通信につきましては、2015年3月4日第7号にて「HPの立ち上げをもってA-WASS通信を廃刊にします」とお知らせしましたが、HPの更新がままならないことや、会員ほか関係者の皆様に直接情報をお届けする手段がやはり必要との考えに至り、このたび復刊することとしました。
第8号(2018年8月2日発行)の内容は、以下のとおりです。
- 会員研修会(7月21日)講演報告
- 演題 「ボローニャの街づくりと建築物」
- 講師 中澤 公伯 氏 (日本大学 生産工学部 創生デザイン学科 准教授)
ダウンロードは、こちら から
A-WASS 講演会(林業成長産業化ー久万高原町の取組事例/2018年8月4日)のご案内
今、愛媛県久万高原町で町行政・森林組合・地元工務店を結んで林業成長産業化への試みが進んでいます。
本会会員であり、同地域の取組に参画されている法政大学の網野教授からの実践報告を交えて、事業のキーマン本藤さんの構想をお聞きします。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
なお、A-WASS会員、賛助会員(代表者及び活動参加登録者)及び学生を除き、参加費 1,000円を申し受けます(当日会場にて徴収します)。
1.日時 平成30年8月4日(土)15時~17時 受付開始14時30分
2.場所 法政大学市谷田町校舎 5階 T511教室 (講演会・懇親会アクセス図)
新宿区市ヶ谷田町2-33
交通 市ヶ谷駅(JR総武線、東京メトロ南北線・有楽町線、都営新宿線)
3.演題 「地域総合商社創設でめざす素材生産から製品販売までの一元化」
4.講師 久万高原町林政アドバイザー 本藤 幹雄氏
講師略歴 愛媛大学大学院農学研究科森林環境管理特別コース助教
中予山岳流域林業活性化センター特別研究員
2017年より現職
5.懇親会 呂久呂 18時から 会費 3000円
都営新宿線「馬喰横山」駅
6.主催 木と建築で創造する共生社会実践研究会(A-WASS)
共催 法政大学 建築構法研究室(網野研)
7.申し込み
以下のいずれかの方法でお申し込み下さい。(締切 7月28日(土))
(1)以下のサイトから申込フォームに必要事項を入力して送信
https://goo.gl/forms/kaYnF4Bjl1JRpVb02
(2)メールに ①参加者名 ②所属 ③参加内容・・・ A 講演会のみ B 講演会+懇親会
を記し、A-WASS事務局(general【@】a-wass.org)あて返信 <【@】の部分を半角 @ に直して送信して下さい。>
懇親会会場へは、運営委員がご案内いたします。
懇親会参加の当日キャンセルはご遠慮ください。
第1回「A-WASS地域に根差した木の建築研修会」(2017年10月28日)のご案内
当研究会では、持続可能な地域づくりと木の建築との関わりなどについて考えていくため、標記の研修会を開催し、事例研究等を重ねてことにいたしました。
このたび、その第1回として、下記により研修会を開催します。なお、研修会終了後、場所を変えて懇親会(定員20名)を予定しています。
つきましては、研修会、懇親会に出席を希望される方は、10月20日(金)までに申し込んで下さい。なお、A-WASS会員、賛助会員(代表者及び参加登録者)並びに学生の方を除き、参加費として 1,000円を申し受けます。
記
1.日 時 平成 29 年 10 月 28 日(土)14:00 ~ 17:00(受付13:30~)
2.場 所 東京大学農学部1号館8番教室
(アクセス)https://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/keiro.html
(構内図) https://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html
3.発表事例と講師
(1)羽黒学園羽黒高校(山形県鶴岡市)
日本設計 建築設計群 主任技師 青木潤氏
〃 構造設計群 主管 清水謙一氏
(2)八戸市立西白山台小学校(青森県八戸市)
日本設計 建築設計群 主任技師 草野崇文氏
上北森林組合 総務課長 菅岡 仁氏
4.申込方法 下記のいずれかの方法でお申し込み下さい。(〆切:10月20日(金))
(1)氏名・所属、懇親会参加の有無を明記して、A-WASS事務局あてメールでお申込み下さい。
(2)下記リンクから申込フォームに必要事項を入力して送信して下さい。
https://goo.gl/forms/Xkiv4LsTV0yNkbol1
<懇親会のご案内> 研修会終了後、地下鉄で移動します。
日 時 10月 28日(土) 17:45 ~
会 場 呂久呂 (東京都中央区日本橋久松町5-2)
会 費 3,000円 (懇親会場にて徴収します)
※ 懇親会のキャンセルについては、必ず前日までにご連絡をお願いします
※ 会場のキャパシティの関係から、定員(20名)に達し次第、締め切らせて頂きます。
※ 研修会場からの移動 本郷三丁目(都営大江戸線)→ 森下(乗り換え/都営新宿線)→ 馬喰横山
上記及び懇親会案内のPDF版は → 20171028_木の建築研修会(第1回)案内
保護中: 会員等限定配布資料
A-WASS事務局長通信を創刊しました(2017年1月9日)
このたび、花岡事務局長の執筆・編集による「A-WASS 事務局長通信」をお届けすることになりました。忙しかったり遠方のため中々A-WASSの研修会等に参加できないという方にも、随時情報をお送りしていきます。
こちらからダウンロードして下さい。
A-WASS事務局長通信
A-WASS事務局長通信
- A-WASS 二宮木材(株)訪問感想(H29年11月22日)
- 戦後外材小史(連載3)
- 編集後記(デンマークの富はその土地<農地、森林>にある)
A-WASS事務局長通信 第4号 (2017年10月30日)
- A-WASS 会員最上・金山視察報告(H29年10月13~14日)
- 戦後外材小史(連載2)
- A-WASS 会員講演会(H29年9月9日)報告: 澁澤寿一氏(認定NPO法人共存の森ネットワーク理事長)
- 戦後外材小史(連載1)、二国さんとの対話
- 「宇江敏勝の本5 樹木と生きる」 から
- 第4回 A-WASS 総会 私の思い
- 会員・先進者の実践紹介: ㈱ヤギサワ(製材工場)(栃木県日光市今市地区)訪問
- 水野和夫 法政大学法学部教授 講演会(H28年12月24日)報告
~資本主義の終焉、それからの社会~ - 本の紹介 「伝統木構造に学ぶ 構造と意匠の融合」(増田一眞著、建築画報社2016年11月刊)
政策・予算その他の資料
A-WASSの活動に関係する政策や法制度、予算などの資料を掲載します。
■ 林野庁: 公共建築物等の整備に活用可能な補助事業・制度等一覧(令和2年度事業)(PDF : 3,969 KB)
9月, 2016
パンフレット 「⽊の建築を成功させるための発注者の留意点」 を掲載しました(2016年9月掲載)
プロジェクト 「A-WASSフロー」 のページに、これまでの調査研究から得られた知見等をまとめたパンフレット 「⽊の建築を成功させるための発注者の留意点」 を掲載しました。市町村等における木造公共建築事業の立案から実施に至るプロセスにおいて留意すべき点を網羅的にまとめていますので、是非ご一読下さい。
併せて、平成27年7月31日に開催された 「第31回建築生産シンポジウム」(主催:日本建築学会 建築社会システム委員会)において、東洋大学大学院の宮城君と法政大学大学院の平川君が行った調査研究成果の発表論文を掲載しました。
詳しくは、こちらから。→ プロジェクト 「A-WASSフロー」 のページ
A-WASS公共建築物の木造木質化シンポ(2016年1月・福岡)開催報告を掲載しました
九州大学の藤本先生より、木材学会九州支部の会誌「木科学情報」に寄稿された標記シンポジウムの報告文をご提供いただきましたので、九州支部のページに掲載しました。
9月, 2016
第2回 全国木のまちサミット 2016 in 早川町 が開催されました(2016年9月3~4日)
平成28年9月3日(土)~4日(日)、山梨県早川町で開催された標記サミットに出席しましたので、概要をご報告します。(A-WASS 事務局 今泉)
1.趣旨と背景
今回のサミットは、地方創生とりわけ山村地域の創生を図る上で森林・林業の再生が不可欠であるとの認識に立ちつつ、「木を使う」ことで培われてきた文化や地域連携を鑑み、森林の上流と下流の相互関係の上に産官学等の多様な連携から生まれる技術・経済・文化の発展の可能性について考察し、地域材利用の取組事例等から持続可能な林業振興や森林利用の方策について考えることを主目的に開催されました。
なお、第1回のサミットは、一昨年11月に岩手県住田町で開催され、A-WASSから長澤会長や網野副会長をはじめ、複数の会員等関係者が出席しました。
- 第1回サミットの概要報告はこちら:
https://a-wass.org/events/全国木のまちサミットが開催されました/
https://a-wass.org/資料リンク/通信/6号/
2.サミットの概要
- 出席者等 別添1のとおり。総出席者数127人。
- 開会(主催者挨拶、来賓祝辞等)
サミット実行委員長である早川町の辻一幸町長の開会挨拶の後、「オイスカ国際活動促進国会議員連盟」の会員でもある森屋参議院議員が来賓挨拶を行うとともに同議員連盟の会長である石破茂衆議院議員(前まち・ひと・しごと創生大臣)からのメッセージを代読。
また、林野庁の玉置木材利用課長、山梨県の小島林務長、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の吉田参事官、甲府市の樋口市長がそれぞれ来賓挨拶を行ったほか、地元選出の国会議員等からの祝電披露。
3.基調発表、海外からの報告、課題別セッション
別添2のプログラム及び別添3~12の発表資料のとおり。事例発表やその後の質疑応答等で、特筆すべきものは、以下のとおり。
- 佐野建築研究所の長井代表取締役が、早川町新庁舎の設計施工について発表。早川町産材をふんだんに使用しているが、①山梨県内で加工等ができず、秋田(集成加工)や郡山(プレカット)等で加工せざるを得なかったこと、②準耐火のため天井に十分な木材が使用できなかったこと、③単年度補助金への対応でタイトな工期と煩雑な事務を強いられること、等が問題提起された(別添6)。フローリングにスギ材を使用しているが、圧縮技術を用いたWPC加工により、傷がつきにくく良い風合に仕上がっているとのこと。
- 埼玉県ときがわ町の関口町長から、特定多数の人が利用する建築物(学校等)では不燃化の規制は緩くなっているが、役場等の不特定多数の人が利用する建築物は規制が厳しいとのコメントがあり、それほど厳しい規制は必要ないのではないかとの問題提起があったほか、スギ花粉はもはや「公害」であり、スギをどんどん伐って植え替える必要があり、そのためにも材を使っていくべきとのコメントあり。
- 岩手県住田町の多田町長から、全国10~20の木のまちが災害応急対策として木造仮設住宅の備蓄を行うこと、これを国で制度的に支援するよう要望していくことを提案(別添12)。今後、サミット参加市町村の間で実現に向け前向きに連携していくことを確認。また、多田町長から、冬はマイナス13℃にもなる住田町でも、RCの旧庁舎から木造の新庁舎に変わってから、土日の休日出勤時に暖房を稼動させなくても余熱で十分暖かいこと、音も気にならなくなったこと、「木造が高い」はウソであることなどのコメントがあった。
4.総括
ファシリテータを努めた廣野氏が議論を以下のとおり総括。
- 森林や木材資源の活用について、全国民がもっと深く認識し、考え、動くことが必要。政治もそれを促すように取り組むべき。
- 木材の利用に伴う障害を取り除く努力が必要。規制の緩和や財源確保など国の役割も重要。
- 民間企業は、単なる「CSR」ではなく、企業自体の社会的役割・存在意義を認識して経営する必要。
- 上・中・下流間の連携(=循環)が重要。これら関係者間でコストと便益の適切な分担を実現する必要。
- 市町村長は、こうした政策の実現に向けて、住民の信頼を得ていくことが重要。今回のサミットに参加した市町村長は、各地域に戻ったら、地域住民を集めてサミットの成果を伝達し、住民みんなが考え行動する場を設けるよう努力すべき。
5.次回の開催地
高知県中土佐町が、次回の開催地として立候補。
(添付資料)
別添5 課題別セッション Ⅰ-①-1(林野庁藤田課長補佐) 資料
(記事・ブログ等)
Web東海新報 -「木造仮設住宅の備蓄を-東日本大震災の経験ふまえ提案/住田町」
https://tohkaishimpo.com/2016/09/06/128393/
UTYテレビ山梨 -「全国木のまちサミット 木材利用の課題は」
https://www.uty.co.jp/news/20160903/1512/
小田原市「市長の日記」-「木のまちサミットin早川町」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/index.php?p=&d=mayor/diary&c=&type=article&art_id=5089
山梨日日新聞 -「早川で木のまちサミット開幕」
林政ニュース -「早川町で第2回『全国木のまちサミット』」
山梨県森林協会 -「第2回『全国木のまち』サミット2016」
https://y-shinrin.jp/dantai/20160903-04-kinomati-summit-hayakawa.html
(サミットの様子)
4月, 2016
国際森林認証に関する講演会(2016年5月14日)のご案内(会場を変更しました)
(変更後の講演会 会場)
- 日 時 平成28年5月 14日(土) 15:00 ~ 17:00 (受付開始:14:30~)
- 場 所
法政大学市ヶ谷田町校舎 マルチメディアホール(5F)(会場を変更しました) - 講 師 武内 晴義 氏 (PEFCアジアプロモーションズ 事務局長)
- 演 題 「国際森林認証制度について」(仮題)
- その他 講演会の趣旨、懇親会の詳細等については別添ファイルをご参照ください。
※WEBから出欠を連絡する方はコチラからお願いします。
第3回通常総会及び講演会開催(2016年3月19日)のお知らせ
来る3月19日(土)午後、
総会、講演会、懇親会について、
日 時 平成28年3月 19日(土) (受付開始:14:30~)
- 総会 15:00 ~16:00
- 講演会16:00 ~17:00
場 所 法政大学市ヶ谷田町校舎 マルチメディアホール(5F)
- 講 師 マテー・ペーター氏(自然の住まい株式会社 代表取締役)
- 演 題 「何も失わない家づくり」(仮題)
- 参加費 1,000円 (A-WASS会員及び学生を除く)
- 日 時 3月 19日(土) 18:00 ~(予定)
- 会 場 呂久呂 (東京都中央区日本橋久松町5-2)
- 会 費 3,000円 (懇親会場にて徴収します)
1月, 2016
公共建築物の木造木質化促進シンポジウムを開催します(2016年1月26日・福岡)
A-WASS と(公社)日本木材加工技術協会九州支部、(一社)日本木材学会九州支部の共催により、シンポジウムを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
- 日 時: 2016年1月26日(火)13:45~16:30
- 場 所: 福岡市民会館 小ホール
- 主なプログラム
- 講演
- 長澤 悟 (A-WASS会長、東洋大学 名誉教授)
- 清水 邦義 氏 (九州大学大学院農学研究院准教授)
- パネルディスカッション:
- 司会 花岡 崇一 (A-WASS事務局長)
- パネラー
- 長澤 悟 (A-WASS会長、東洋大学 名誉教授)
- 井上 正文 (大分県建築士会会長、大分大学工学部 教授)
- 新貝 敏憲 (A-WASS運営委員、(有)新貝商店)
- 赤羽 元 (熊本県農林水産部森林局森林整備課長)
- 清水 邦義 (九州大学大学院農学研究院准教授)
- 講演
詳しくは、こちらをご覧ください。
九州支部シンポジウム(2016年1月26日・福岡)
九州大学の藤本先生より、木材学会九州支部の会誌「木科学情報」に寄稿されたシンポジウムの報告文をご提供いただきましたので、掲載させていただきます。
公共建築物の木造木質化促進シンポジウム 報告(1) 報告(2)
長澤先生の講演の中で紹介されている「
公共建築物の木造木質化促進シンポジウムのご案内 <終了しました>
A-WASS と(公社)日本木材加工技術協会九州支部、(一社)日本木材学会九州支部の共催によりシンポジウムを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
概要は以下のとおりです。(PDF版はこちら)
- 日 時: 2016年1月26日(火)13:45~16:30 (受付13:15から)
- 場 所: 福岡市民会館 小ホール (〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神5−1−23) ※ 会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用してお越しください。
- 講 演:
- 長澤 悟 (A-WASS会長、東洋大学 名誉教授)
- 仮題「学校建築における木造化の課題と対策」
- 清水 邦義 氏 (九州大学大学院農学研究院准教授)
- 仮題「木質内装とヒトの相性について科学する」
- 長澤 悟 (A-WASS会長、東洋大学 名誉教授)
- パネルディスカッション:
- 司会 花岡 崇一 (A-WASS事務局長)
- パネラー
- 長澤 悟 (A-WASS会長、東洋大学 名誉教授)
- 井上 正文 (大分県建築士会会長、大分大学工学部 教授)
- 新貝 敏憲 (A-WASS運営委員、(有)新貝商店)
- 赤羽 元 (熊本県農林水産部森林局森林整備課長)
- 清水 邦義 (九州大学大学院農学研究院准教授)
- 参加対象: 建築関係者、公共物営繕および林務関連行政、教育関係者、木材関係者
- 参加費: 資料代として2000円
参加申し込み、お問合せ:当日受付でも参加いただけますが、事前準備のため所属、氏名を以下までお知らせください。(〆切1月22日(金))
担当 藤本 E-mail fujipon【@】agr.kyushu-u.ac.jp
(注:【@】の部分を半角の「@」に修正して送信してください。)
1月, 2016
第2回「A-WASS循環と共生の森づくりinときがわ」(2016年2月13日)を開催します
平成28年2月13日(土)に、第2回の森づくり会及び「とき森なりわい塾」を開催します。
今回は、里山の雑木林での森づくり活動と併せて、「とき森なりわい塾」の初回として、ときがわ町にIターンし、
1月, 2016
プロジェクトのページに「A-WASS循環と共生の森づくり」を追加しました
A-WASS では、平成27年度国土緑化推進機構「
この事業では、
本事業の情報をプロジェクトのページに追加しましたので、ご覧ください。
事業内容等
A-WASS循環と共生の森づくりinときがわ 事業内容等
1.事業内容
当研究会の理念や活動趣旨をよく理解いただいている山村地域の自治体(埼玉県ときがわ町)において、施業・管理が十分に行われていない里山林を活動フィールドとして、地域の林業技術者の技術指導(研修)を受けつつ除間伐や歩道の整備、除間伐材の木質バイオマスとしての利用などを実践するとともに、当研究会の会員等の都市住民と当該地域の山村住民とが、失われていた森林資源の循環的な利用の復活・再生に向けた方策を共に考えるための意見交換・交流会を開催する。
また、ときがわ町(特に山村部)に息づく建具製造、きのこ栽培、林業、和紙製造など様々な「なりわい」と職人の技、その思い等を学ぶとともに、これら山村地域の歴史・文化・生活史等と現状を知り、将来展望を考える「とき森なりわい塾」の取組も併せて行う。
2.事業場所
- 森づくり活動: ときがわ町 玉川槍沢高田町有林 (面積 0.17 ヘクタール) 【Googleマップ】
- とき森なりわい塾: ときがわ町一円
3.森づくり活動の現地の状況
ときがわ町の玉川槍沢(ウツギザワ)高田町有林はかつて焼畑、秣場、薪炭林として利用されてきた場所で、昭和初期に町が取得した公有地である。現在では特段の施業は行われておらず、雑木が無造作に生い茂り、多面的な機能を十全に発揮していない状況にある。
ときがわ町の所有する町有林の総面積は 105 ヘクタールで、その9割以上が人工林として町の西部地域に多く所在する。こうした町の基本財産として保育生業を行ってきた人工林と異なり、標高の低い山が点在する東部地域に所在する町有林は、これまで積極的な森林整備を行なうことができず、町内にこだわらず、広域での活動への参入を可能とすることを検討していたところ、今回の A-WASS との連携による森づくりの構想に至ったものである。また、同一の進入路線上に異なる町有林が同様の状況で所在し、活動フィールドとしての発展性も期待される。
A-WASS循環と共生の森づくりinときがわ
A-WASS では、平成27・28・29年度国土緑化推進機構「
この事業では、
関心のある方のご参加をお待ちしています。
事業の内容等はこちら PDF版説明資料はこちら 事業の開催経過(記録写真)はこちら
.
.
事業の経過・お知らせ等
平成29年6月24~25日 第6回 「A-
平成29年3月11~12日 第5回 「A-
平成28年12月17~18日 第4回 「A-
平成28年6月18~19日 第3回 「A-
平成28年4月1日 「ときがわ町町有林 A-WASS循環と共生の森づくり協定書」を締結しました。
平成28年2月13日 第2回 「A-
平成27年9月26~27日 第1回 「A-
11月, 2015
第1回木育・森育楽会(2016年2月13~14日)開催のお知らせ
2016年2月13~14日に東京(新木場ほか)で開催される「第1回 木育・森育楽会」というイベントのご案内をいただきました。(1月9日には、熊本で九州大会も開催されるようです。)
「木育・森育楽会」は、木や森の教育に関心を持ち、行動しようとする実践家、教育者、研究者、団体、企業など全国のアク ターに向けて、「木育の知と経験」を集積、再分配、配信するための市民ネットワークの構築を目指すとのことであり、A-WASSの理念やA-WASSが進 める「木はいいんだ」プロジェクトとも共通する目的を有するものと考えられます。
同楽会では、上記のイベントの他、全国で行われている木育活動やプログラムに関しての取材や専門家からの寄稿を中心とした「木育・森育楽会誌」を発行することにしており、皆様が実践されている木育・森育活動についての投稿を受け付けているそうです。
皆様のご協力をお願いいたします。詳細は、下記ホームページをご覧ください。
木育・森育楽会HP
https://www.mokumori-gakkai.org/
A-WASS事務局
■開催概要
日程 :2016年 2月 13日(土)・14日(日)
会場 :新木場タワー1F大ホール 及び 木材・合板博物館
主催 :木育・森育楽会実行委員会
共催 :NPO法人 木材・合板博物館
お申込み :発表希望者の方は8月から、参加希望者は12月から申し込み受付を開始します
お問い合わせ:mail【@】mokumori-gakkai.org (【@】を半角の「@」に修正して送信してください。)
事務局NPO :法人木づかい子育てネットワーク
11月, 2015
「木はいいんだ」プロジェクト調査報告書をとりまとめました(2015年6月)
「木はいいんだ」プロジェクトでは、平成26年度「緑と水の森林ファンド」(公益社団法人 国土緑化推進機構)の助成を得て、文献及び現地調査を行い、地域材の利用がもたらす効果について整理し、報告書にとりまとめました。
その報告書を木はいいんだプロジェクトのページに公開いたします。
「木はいいんだ」調査結果(要約版)
「木はいいんだ」調査結果の要約版を公開します。調査報告書(電子ファイル又は製本版)の入手を希望される方は、所属・氏名を明記の上、A-WASS事務局までお知らせください(製本版を希望される場合は、郵送先住所も併せてお知らせください)。
10月, 2015
鹿沼市立粟野小学校が第27回(2015年)栃木県マロニエ建築賞を受賞 しました!
A-WASSの前身のWASSから、これまでにわたり、技術的支援、調査、情報提供をおこなってきた鹿沼市立粟野小学校が第27回栃木県マロニエ建築賞を受賞しました。
■栃木県ホームページ
https://www.pref.tochigi.lg.jp/h10/kouhou/h27maroniejyusyousakuhin.html
10月, 2015
ジャパンホームショー2015 で網野教授が講演します。
11月18日~20日 東京ビッグサイトで開かれるジャパンホームショー2015 で 11月18日(水)午後3時から網野教授の講演会があります。
事前登録すれば、入場料金は無料です。
https://www.jma.or.jp/jhbs/seminar/seminar.html
■ヨーロッパの木造建築から「木と建築と社会」を考える
古くから木造で都市を築き上げたヨーロッパ。現代のテーマである中大規模建築の木造化に通じるこれらの大型木造の起源を辿り、かつてのヨーロッパ文明がどのように持続可能な社会を具現化し、その伝統が現代の木造建築にどのように受け継がれているのかを考える。
10月, 2015
法政大学網野教授 グッドデザイン賞受賞記念講演会(2015年12月19日)のお知らせ
各位
秋も深まり、朝晩冷え込む日もあるこの頃ですが、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
さて、木と建築で創造する共生社会実践研究会(A-WASS)では、本研究会の副会長でありこのたび2015年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」を受賞された法政大学デザイン工学部教授の網野先生による受賞記念講演会を下記により開催することとしましたのでご案内いたします。
記
日 時: 平成27年12月19日(土)15:00~17:30
会 場: 法政大学 市ヶ谷田町校舎 マルチメディアホール(5F)
東京都新宿区市谷田町2-33(添付ファイルの案内図をご覧下さい)
参加費: A-WASS会員・学生は無料、その他は1,000円
会場は席に限りがありますので、事前のお申込みが必要です。詳しくは添付ファイルをご覧いただき、参加を希望される方はメールにて下記アドレス宛に申込みをお願いします。(先着順にて、満席になり次第締め切ります。)
申込み記載事項:
① 氏名、所属 (参加者それぞれ)
② 件名に「網野氏講演会」と記載してください。
メール宛先: general@a-wass.org(A-WASS事務局)
以上、よろしくお願いいたします。
※講演会の案内チラシのダウンロードはこちらからもできます。
※講演会のポスター(会場案内図付)はこちらからダウンロードできます。
10月, 2015
林政ニュース(2015年10月21日発行):網野教授グッドデザイン賞受賞
林政ニュースに網野教授の記事が掲載されました。日本林業調査会のご了解をいただけたので、記事をアップします。
10月, 2015
網野教授の邸宅が2015グッドデザイン賞を受賞されました!
網野教授の邸宅がグッドデザイン賞を受賞されました。
おめでとうございます。
■木のカタマリに住む
GOOD DESIGN AWARD 2015 BEST 100「住宅・住空間 新築住宅」
関係情報ページ(外部リンク)を追加しました
A-WASSニュース WEB版 No.001(2015年4月27日掲載)
A-WASS第2回総会を開催しました.
平成27年3月7日(土)に、木と建築で創造する共生社会実践研究会(A-WASS)の第2回総会(通常総会)を開催しました。
■長澤会長のあいさつ
A-WASS(木と建築で創造する共生社会実践研究会)は2014年3月に発足しました。
A-WASSの前身である東洋大学のWASS(木と建築で創造する共生社会研究センター)は、文部科学省の研究資金を得て2007年度から12年3月まで、5年間活動しました。木と建築というテーマに、学校を重ね合わせ、共生というキーワードで、木や建築の問題、それに関わる社会のあり方について研究を進めました。
WASSの発足から今日までのわずか8年の間に非常に大きな変化があったと感じています。2010年には公共建築物等木材利用促進法(木促法)が制定され、また森林・林業再生プランも作成されて、国産材の利用等が進められてきました。学校建築においては木造が20%程度になり、内装木質化を含めると75%以上の学校が木質化されています。今年は木造校舎の構造設計標準(JIS規格 A 3301)が改訂されますし、木造3階建て校舎も、火災安全性に関して実大火災実験を3回も行った研究の結果、間もなく実現可能となる運びになっています。建築を離れたところでも、木質バイオマス等の新しい動きが各地で進んでいます。今、大きな節目がきていると感じています。
WASSの活動の幅を広げていく中で、木造建築の成果や課題の整理に止まらず、川上(伐採等を行う山)、川中(製材、乾燥等の業者)、川下(設置者、設計者、利用者等)をつなぐ、また地方と都市を結ぶということが今の日本社会の大きな課題であるということが明らかになってきました。WASS終了後、築き上げた研究と専門分野を超えた人々のネットワークを生かしてできる活動を行い、示していきたいという思いを込めて、昨年「WASS」にActionの「A」をつけた「A-WASS」として活動を始めたわけです。
A-WASSでの1年間の活動を振り返ると、先ほど申し上げた「木と建築」、あるいは「川上と川中と川下」、「地方と都市」を結びつける中で、さらに新しい世界が見えてきました。森林と木質エネルギーと建築を結ぶことにより、「持続可能な地域」、「持続可能なエネルギー」、あるいは「地域と国土と地球」と言ってもよいかもしれませんが、大きな枠組みで活動の幅を広げてきました。地球までいうと大層に聞こえますが、循環資源である木は一つの鍵を握っていると思われます。A-WASSの基本的な態度、大事にしてきた進め方として、人の顔が見えるかたち、志を共有できるプロセスによって物語ができ、その物語が広く伝わっていくという形の取り組みをしていきたいと考えています。
木と建築にエネルギーを加えた3つのテーマをつないで考える中で、木質バイオマスは単にエネルギー問題に止まらず、森林(木)のためであり、建築のためであるということを考えながら進めること、また、木の建築は木材価値を高め、それが森林のためになるというように、それぞれの目の前にある木に関するテーマを、常に森林の保全や持続可能な地域づくりにつなげて考えていくことが大切だと思っています。「つなぐ」ということでは、「ネットワーク」や「仮想流域」、さらに「サプライチェーン」などのキーワードで具体化していくことが、これから取り組んでいかなくてはいけないこと、あるいは進めていきたいと思うテーマです。
様々な社会の動きが出てきた今、本質を見誤らないようにすることが大事であり、目指しているところを確認し、伝えていく必要があると思います。A-WASSの会員は、そのつもりで心を新たにして活動を進展させていくということで、挨拶とさせていただきます。 (長澤悟)
その他:ホームページの会員専用ページのご案内
※詳細は、PDFページをダウンロードして確認ください。